あなたにできないことはない、限界はあなたの頭の中で作られる。

あなたにできないことはない、限界はあなたの頭の中で作られる。

                  

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こんにちは、いなおかです。
 
今回は
「鎖につながれたゾウ」という
とても有名な物語を紹介します。
 
 
初めてこの物語を
聞いたときはドカーンと
頭に強い衝撃がありました。
 
 
その反面
「このままじゃヤバいぞ!」
と気づかせてもらいました。
 
 
もし今のあなたは
 
「今の生活よりもレベルアップしたい」
「個人で生きていくために力をつけたい」
「自分の夢をかなえたい」
 
でも実際に
現実問題を考えてみて、
 
「いきなり月収20万円なんて無理だ」
「どうせ無理なんだから今のままでいいんだ」
 
と思い込んでいる、という人に
是非読んで欲しいと思います。
 

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お祭りの時期にやってくるサーカスを、
毎年楽しみにしていたとある男の子。
 
 
とくに巨大な身体を揺らしながら
曲芸をこなし、愛嬌のある表情で
長い鼻を伸ばす追うゾウの演技が
一番のお気に入りだった。
 
 
しかしその年、
男の子はサーカスのテントの裏で、
ちっぽけな杭につながれたゾウの姿を見て、
ある疑問がわいた。
 
 
「あれほどの巨体なら、
 いくらでも自由になれるはずなのに」
 
 
男の子は、
逃げ出さないゾウのことが
不思議でたまらなくなった。
 
 
だからゾウの謎について父親
先生、周りの大人たちに聞いてみた。
 
 
しかし誰も
そのわけを知らなかった。
 
 
そんなある日、たまたま街に
やってきたという賢人に出会った。
 
 
男の子は他の大人に投げかけた、
ゾウの質問をしてみた。
 
すると、
賢人は男の子の顔をのぞき込みながら、
こう答えた。
 
 
「サーカスのゾウが逃げないのは、
 生まれたばかりの小さな子象ときから
 杭につながれているからだよ」
 
 
その話を聞いた男の子は、
生まれたばかりのか弱いゾウが杭に
つながれているところを想像した。
 
 
生まれたばかりの子ゾウは、
自分の身体から生えている4本の脚が
  
 
何のためにあるのかを知ろうと、
走り出してみる。
 
  
ところが、
  
杭につながれた鎖が邪魔をして、
自由に動きまわることができない。
 
 
薄暗い部屋からわずかに
のぞく外の世界を見てみようと、
 
  
テントの縁に鼻を伸ばしてみても、
やはり脚の鎖がやっかいだ。
 
  
押したり、引いたり、懸命になって
鎖から逃れようとしたに違いない。
 
  
しかし、
どんなにがんばっても、
その鎖から逃げることはできなかった。
 
子象にとって、
その杭はあまりに大きすぎたのだ。
 
疲れはてては眠りにつき、
次の日もまた同じことを繰り返す。
 
次の日も、また次の日も……。
 
そして、
ついにある日、
ゾウは逃げることをやめた。
 
 
脚についた鎖と杭は、
こういうものなのだと理解した。
 
 
そう。これこそが、
ゾウが逃げない理由だった。
 
 
サーカスの人気者として活躍する象は、
今やどれだけ自分の身体が
 
 
大きくなったとしても、
杭がちっぽけであったとしても、
 
 
“できない”と思いこんでいるから
逃げないのであった……。
 
 
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この物語はものすごく有名です。
 
 
あなたはこの物語を読んで
どう感じでしょうか?
  
 
このような状態に
僕たちも、
同じようになっていないでしょうか?
 
 
小さい頃に親から言われたこと、
今までの経験や失敗、価値観、
 
 
周りの人やこれまでの環境などによって、
今の思考は形成されています。
 
 
しかし、
心の奥底には
 
 
「本当は、自由に生きていきたい」
「本当は、お金持ちになりたい」
「本当は、海外旅行に飛び回りたい」
 
 
あなたにも、
何かしらやりたいことや夢があるはずです。
 
 
でも本当にそれは、
今のあなたには出来ないことなんでしょうか?
 
 
今のあなたは、
鎖を外すことができるはずです。
 
 
昔できなかったことは、
今のあなたには関係ありません。
 
 
日々あなたは進化しています。
成長しています。
 
 
この鎖につながれたゾウに
ならないために、
 
 
やれることから始めていきましょう。
 
 
今回も最後まで読んで
いただきありがとうございました。